君田温泉へ行く道の先に、
ずっと気になっている実家がある
君田温泉へ向かう道を車で走っていると、山の緑、田んぼ、静かな集落の景色が広がります。
温泉でゆっくり過ごした帰り道、あるいはお墓参りや親族の用事で君田を訪れたとき、
「実家の様子、どうなっているだろう」
と気になる方も多いのではないでしょうか。
以前は家族が暮らしていた家。庭の木を手入れしたこと、玄関先で交わした会話、台所の匂い。
思い出があるからこそ、空き家になった実家を簡単に手放す決心がつかないこともあります。
「すぐには住まないけれど、放置してよいのか不安」
「遠方なので、頻繁には見に行けない」
「管理費を毎月払うのは負担になる」
そんな気持ちを抱えながら、君田温泉へ向かうたびに実家の前を通り過ぎている方もいるかもしれません。
君田は、季節の変化が家に表れやすい場所です
三次市君田町は、中国山地の自然に囲まれた、空気の澄んだ山あいの地域です。
君田温泉「森の泉」や道の駅ふぉレスト君田を目的に訪れる人も多く、春の新緑、夏の濃い緑、秋の紅葉、冬の冷え込みと、季節ごとに表情が大きく変わります。
その豊かな自然は君田の魅力ですが、空き家にとっては少し注意が必要な面もあります。
草木は思った以上に伸び、落ち葉が雨どいにたまり、湿気の多い時期には家の中の空気もこもりがちです。
冬の冷え込みや積雪がある年には、建物の傷みが進んでいないか気になることもあるでしょう。
特に、人の出入りが少ない家は、郵便受けにチラシや郵便物がたまっただけでも「長く留守なのかな」と外から見えてしまいます。
実家を大切に残したいと思うなら、完璧な管理から始める必要はありません。まずは、今どんな状態かを知ることが大切です。
思い出のある実家だから、急いで答えを出さなくていい
空き家の話になると、「売るか」「解体するか」と大きな決断ばかり考えてしまいがちです。
しかし、すぐに結論を出せないのは自然なことです。家族で相談する時間が必要な場合もありますし、荷物の整理がまだできていない場合もあります。
まずは見回り、郵便物の確認、換気、簡単な清掃、庭まわりの状態確認など、
家を急に傷ませないための小さな管理
から考えてみてください。
君田のように自然が身近な地域では、古い家の佇まいや、昔ながらの生活感そのものに魅力があるケースもあります。
建物の状態や立地によっては、撮影場所としての活用を検討できることもあります。もちろん、無断で利用することはありません。所有者様の同意を最優先に、条件が合う場合だけ活用方法をご提案します。
大切なのは、放置か処分かの二択にしないことです。
実家の状態を確認してから、管理を続けるのか、活用を考えるのか、ご家族でゆっくり判断していきましょう。
写真だけでも、まずは相談できます
「君田までなかなか行けない」「今の状態を見てから考えたい」という場合は、外観や郵便受け、庭、玄関まわりなどの写真だけでも構いません。
どこを確認すればよいか分からない場合も、気になることをそのままお聞かせください。
君田温泉へ向かう道の先にある、ずっと気になっている実家。
その家をどうするか、今日すべて決める必要はありません。けれど、気になっている今こそ、小さく動き始めるタイミングかもしれません。