「あの家、最近見に来とる?」作木町で始まる空き家の相談
「あの家、最近見に来とる?」
親戚や近所の方から、そんなふうに聞かれて少し気になったことはありませんか。
相続した実家、親が施設に入ってから空いた家、もう住む予定はないけれど、すぐに売る・壊すとは決められない家。作木町にも、そんな空き家が少しずつ増えています。
作木町は、江の川の流れや山あいの景色が身近にあり、常清滝などの自然にも恵まれた地域です。昔から暮らしてきた家には、家族の思い出だけでなく、地域とのつながりも残っています。
だからこそ、空き家になったからといって、すぐに「処分しなければ」と焦る必要はありません。まずは今、家がどんな状態なのかを知ることが大切です。
遠いから見に行けない。けれど、放っておくのも不安
作木町のように自然豊かな地域では、季節によって家の様子が大きく変わります。
- 夏になると草が一気に伸びる
- 郵便受けにチラシや郵便物がたまる
- 雨どいや屋根が傷んでいないか心配になる
- 台風や大雨の後、家の周りが気になる
- 窓や外壁の傷み、防犯面が不安になる
広島市内や県外に住んでいると、「見に行かないと」と思っていても、仕事や家族の予定で後回しになりがちです。車で行く時間、草刈りや片付けの手間を考えると、気持ちが重くなる方も少なくありません。
しかし、空き家は誰も出入りしていないように見える状態が続くほど、近所の方にも心配をかけてしまいます。郵便受け、雑草、傷んだ外壁は、家が管理されていない印象につながりやすい場所です。
まずは家の状態を確認し、これからどうするかをゆっくり考えることです。
「まだ決めていない」でも、相談して大丈夫です
空き家について相談すると、「売るのか」「解体するのか」「すぐに契約するのか」と聞かれそうで、不安になる方もいるかもしれません。
けれど、最初から答えを決めておく必要はありません。
「今は住む予定がない」
「家の中にはまだ荷物がある」
「子どもや兄弟とも話し合えていない」
「費用がどのくらいかかるのか心配」
こうした段階でも大丈夫です。家の写真を見ながら、今の状態で気になる点や、必要になりそうなことを一緒に整理できます。
写真は、家の正面、郵便受け、庭や雑草、外壁、屋根が見える場所などをスマホで撮るだけでも構いません。作木町のご実家へすぐ行けない場合でも、まずは写真から相談を始められます。
空き家を「負担だけ」で終わらせない考え方
古い家は、傷みがあるから価値がないとは限りません。昭和の雰囲気が残る家、山や川の近くにある家、昔ながらの間取りの家は、撮影場所として活用できる可能性を持つこともあります。
もちろん、すべての空き家がロケ地として使えるわけではありません。安全面、場所、建物の状態、所有者様のご意向を確認したうえで判断します。
ただ、「解体するしかない」と思っていた家にも、別の選択肢があるかもしれません。条件が合えば、ロケ地活用を通じて管理費を抑えられる可能性もあります。無断で使うことはなく、所有者様の同意を前提に進めます。
まずは、あの家の今を知るところから
「あの家、最近見に来とる?」と聞かれた時は、責められているのではなく、家のことを気にかけてもらっている合図かもしれません。
売る、貸す、解体する、残す。答えはすぐに出さなくて大丈夫です。
まずは郵便受けや庭、外壁など、外から見える状態を確認するところから始めましょう。作木町の大切な実家を、放置したままにしないために。写真だけの相談でも、お気軽にご連絡ください。