節分草の町・総領に眠る296戸。
空き家にも、次の春を。
春になると、可憐な節分草が顔を出す総領町。
田んぼや山あいの風景、昔ながらの家並みが残るこの地域には、「親が住んでいた家」「相続したままの実家」「しばらく使っていない家」が静かに残っています。
庄原市の空き家実態調査では、総領町総領地区で確認された空き家は296戸です。
これは、決して遠い話ではありません。近所にある家、ご実家、ご親族の家かもしれません。
まずは今の状態を知り、これからどうするかをゆっくり考えることが大切です。
総領町は「春を待つ町」
総領町は、日本有数の節分草の自生地として知られています。寒い冬を越え、小さな花が土の中から顔を出す姿を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
空き家も同じです。
長い間使われていないからといって、すぐに価値がなくなるわけではありません。古い柱、縁側、すりガラス、昔ながらの台所、手入れされた庭。新しい家にはない雰囲気が残っていることがあります。
「古いから恥ずかしい」
「人に見せられる状態ではない」
「解体するしかないだろう」
そう思っている家でも、まずは状態を確認してみることが大切です。空き家の使い道は、売却や解体だけではありません。見守りを続けながら、将来の活用方法を考えるという選択もあります。
放置すると、少しずつ負担が増えることも
空き家は、人が住んでいなくても少しずつ変化します。郵便受けにチラシがたまる、雑草が伸びる、雨どいが外れる、庭木が道路にはみ出す。小さな変化でも、時間がたつほど手間や費用が大きくなりやすくなります。
とくに遠方に住んでいる場合は、「気になっているけれど、なかなか見に行けない」ということもあるでしょう。売却や解体の判断がまだできていなくても、最低限の見守りを始めるだけで安心につながります。
まず確認したいのは、次のような場所です。
- 郵便受けに郵便物やチラシがたまっていないか
- 庭の草や木が伸びすぎていないか
- 屋根、外壁、雨どいに傷みがないか
- 窓や玄関がきちんと閉まっているか
- 室内に湿気やカビ、雨漏りの気配がないか
すべてを一度に解決する必要はありません。
「まず写真を送る」「今の状態を見てもらう」ことから始めれば十分です。
古い家が、ロケ地になることもあります
総領町のように、自然と昔ながらの暮らしの景色が残る地域では、古い家そのものが撮影場所として求められることがあります。YouTube、写真撮影、映像制作、コスプレ撮影などでは、生活感のある古民家や、少し懐かしい雰囲気の建物が必要とされる場合があります。
もちろん、どの空き家でもロケ地になるわけではありません。建物の状態、立地、周辺環境などを確認して判断します。また、所有者様の許可なく、勝手に撮影場所として利用することはありません。
条件が合えば、ロケ地活用によって管理費の負担を抑えられる可能性があります。0円での管理が難しい場合も、空き家の状態に合わせて格安の見守り方法をご案内します。
売るか、残すか、壊すか。今すぐ結論を出さなくても構いません。
空き家にも、次の春を
節分草は、目立たない場所でも春になれば花を咲かせます。空き家も、ただ困った存在として見るのではなく、少し手をかけ、状態を知ることで次の使い道が見えてくるかもしれません。
総領町にあるご実家や相続した家が気になっている方は、まず写真だけでご相談ください。外観、室内、庭まわりの写真があれば、今の状態に合った管理方法をご案内できます。
写真だけのご相談も可能です。費用が必要な作業は、事前に内容と金額をご案内します。