境港市のホラー×放置空き家|妖怪より怖い、誰も帰らない実家の話
鳥取県境港市といえば、港町、海鮮、そして妖怪のまち。水木しげるロードを歩けば、どこか懐かしく、不思議な世界に入り込んだような気持ちになります。
けれど、本当に怖いのは夜道に出る妖怪ではなく、誰も住まなくなった実家を何年も放置してしまうことかもしれません。
境港市にある相続した実家。親が亡くなってから誰も住まず、遠方にいる相続人も「そのうち片付けよう」「いつか売るか考えよう」と思ったまま、時間だけが過ぎていく。最初は少し草が伸びただけだった庭も、気づけば玄関まで覆うほどになっている。ポストにはチラシや郵便物がたまり、誰が見ても「ここは空き家だ」と分かる状態になっている。
放置された実家は、静かに傷んでいく
空き家の怖さは、急に崩れることではありません。多くの場合、静かに、少しずつ、気づかないうちに傷んでいきます。
人が住んでいない家は、換気されにくくなります。湿気がこもり、カビが出て、畳や床、柱が傷みやすくなります。小さな雨漏りも、誰も見に行かなければ発見が遅れます。天井のシミ、床の沈み、壁の浮き。最初は小さな異変でも、数年放置すれば修繕費が大きくなることがあります。
境港市は海に近い地域も多く、潮風や湿気の影響を受けやすい場所もあります。古い実家ほど、外壁や屋根、雨どい、木部の傷みには注意が必要です。
妖怪より怖いのは、近隣トラブル
放置空き家でよく問題になるのが、近隣への迷惑です。
- 庭木や雑草が隣地や道路にはみ出す
- 屋根材や外壁が強風で飛ぶ
- 害虫や小動物が発生する
- 郵便物がたまり、防犯面で不安が出る
- 景観が悪くなり、近所から苦情が入る
境港市のように観光地としての顔もある地域では、町の雰囲気も大切です。水木しげるロードや港町のにぎわいがある一方で、住宅地の中に荒れた空き家が残っていると、周辺住民にとっては大きな不安になります。
「誰も住んでいないから迷惑をかけない」と思うかもしれません。しかし実際は逆です。誰も住んでいないからこそ、異変に気づくのが遅れます。草木も、雨漏りも、破損も、郵便物も、勝手には片付きません。家は空気を読んで自分で掃除してくれません。残念ながら。
管理不全空家・特定空家になる可能性
空き家を適切に管理せず放置していると、状態によっては自治体から指導の対象になる可能性があります。
倒壊のおそれがある、衛生上の問題がある、景観を悪化させている、周辺の生活環境に悪影響を及ぼしている。このような状態になると、管理不全空家や特定空家として扱われる可能性があります。
さらに、勧告を受けても改善しない場合、固定資産税などの住宅用地特例から外れる可能性があります。つまり「壊すと税金が上がるから放置している」という判断が、結果的に税負担増につながることもあるのです。
境港市の古い実家にも、活用の可能性がある
古い家は、すべて壊すしかないわけではありません。
昭和の雰囲気が残る和室、古い縁側、木の柱、味のある玄関、港町らしい生活感。こうした空間は、写真撮影、動画撮影、ロケ地、地域の拠点などに活用できる可能性もあります。
もちろん、すべての空き家が活用できるわけではありません。雨漏りがひどい家、危険な家、管理が難しい家もあります。だからこそ、放置して傷みきる前に、まずは状態を確認することが大切です。
売る前に、壊す前に、まずは写真だけで確認
境港市の実家を相続したけれど、遠方でなかなか見に行けない。片付ける時間がない。売却や解体を決めきれない。そんな場合は、まず外観・庭・室内の写真を撮って、今の状態を確認することから始めてください。
見るべきポイントは、庭の草木、ポスト、玄関、屋根、外壁、雨どい、室内の湿気、雨漏り跡、床の傷み、残置物の量です。写真があるだけでも、管理や活用の判断材料になります。
境港市の空き家を、ただの負担で終わらせないために。
売る前に、壊す前に、何年も放置する前に。まずは写真だけで状態確認をしてみませんか?
外観・庭・室内の写真があれば、管理や活用の可能性を確認する第一歩になります。
妖怪のまち・境港市。けれど、本当に怖いのは、誰も見に行かないまま実家が傷んでいくことです。
誰も住んでいない実家にも、次の役割を。0円空き家管理センターでは、空き家の状態確認や管理、活用の可能性についてご相談を受け付けています。